中国には、三千年以上も前から長い歴史を経て伝えられてきた気功健康法があります。日本でも愛好家が多くなっている太極拳、あるいは古くから養生法の一つとして知られている導引術はその代表例です。これらはいづれも体育的な面と、医療的な面とが合わさった健康法で、その基本には以下の三つの重要な原則があります。

姿勢の調整をはかるための「調身」
意識の調整をはかるための「調心」
呼吸の調整をはかるための「調息」

  この三つの複合的な修練を重ねることによって、私たちが外からは見ることのできない身体内部の生理機能を調整し、体質を整えて、健康の維持や増進をはかることができるのです。「鳳仙功」の「鳳」を意味する中国古来の想像上の 霊鳥は、五色に彩られた大きな羽を持ち、鶴のような姿で天空高く舞い上がり人々に幸せをもたらすといわれてきました。その姿は、気品と美しさのシンボルとして特に女性の憧れの的となっています。「仙」とは、俗世間を離れて修業し、不老不死の域に達した仙人のことを指しますが、気高く美しいという意味でもあります。「鳳仙功」とは、気品に満ちた美しい幻の鳥のように、女性ならば誰でも潜在的に持っているしなやかな美しさと、体形・健康美を磨き上げ、心と体の調和を目指して新しい自分をつくりだすために創案した踊りです。